11/05/2024 | Press release | Distributed by Public on 11/04/2024 23:01
第24-032号
2024年11月5日
ANAホールディングス株式会社(以下、ANAHD)は、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「ANA未来創造ファンド」を通じて、自然界の法則に着想を得た新しいタイプの生成AI基盤モデルの開発を行う、Sakana AI株式会社(本社:東京都港区 / 以下、Sakana AI)へ出資を実行しました。
Sakana AI は、日本を拠点としてグローバルにAI領域のエキスパートを集め、進化や集合知などの自然界の原理を応用して基盤モデルを開発している会社です。現状の大規模な生成 AI基盤モデル開発における計算量の増大という課題に対して、Sakana AIは基盤モデル開発の効率化、高度化、自動化のための革新的な手法を生み出しています。
ANAHDでは、生成AIをはじめとした最新技術をグループ横断で効果的に活用し、お客様へのきめ細やかなサービスの提供や生産性向上を含めた様々な変革につなげていくことを経営戦略の中心に掲げています。Sakana AIが開発する高度なAIモデルは、ANAグループの特有かつ多面的な課題を解決に導く可能性があるため、今回の出資を契機に、Sakana AIとの事業連携に向け、議論を加速してまいります。
【各社概要】
会社名 | Sakana AI株式会社 |
代表者 | CEO David Ha |
所在地 | 東京都港区西新橋三丁目24番8号山内ビル3階 |
設立日 | 2023年7月 |
事業内容 | 生成AI基盤モデルの開発 |
URL | https://sakana.ai/ |
【ANA未来創造ファンドについて】
名称 |
AH―GB未来創造投資事業有限責任組合 (通称:ANA未来創造ファンド) |
設立日 | 2024年4月 |
ファンド規模 | 80億円 |
運用期間 | 10年 |
主な投資対象 |
新規事業創出の加速や航空非連動事業の強化による新たな収益機会の獲得、航空事業の収益性改善やお客様体験価値の向上が期待できる領域 例. 次世代モビリティ関連(エアモビリティ、MaaSプラットフォーム、Universal MaaS、ドローン、宇宙等)、顧客基盤活用ビジネス関連(Fintech、データ解析、NFT等)、カーボンニュートラル関連領域(SAF等の燃料、DAC等のネガティブエミッション技術、グリーンエネルギー、カーボンオフセット等)、航空サービス・オペレーション関連(ロボティクス、AI、自動運転技術等)、その他 |
無限責任組合員 | グローバル・ブレイン株式会社 |
有限責任組合員 | ANAホールディングス株式会社 |
URL | https://www.anahd-cvc.com/ |
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