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12/10/2024 | Press release | Distributed by Public on 12/09/2024 22:05

雪リスクをマップ上で一元把握「ウェザーニュースPro」で降雪・積雪情報を提供開始

ニュース

2024.12.10

2年連続予報精度No.1「ウェザーニュース」をPCとスマホ両方で利用できる専門情報拡充プラン

雪リスクをマップ上で一元把握「ウェザーニュースPro」で降雪・積雪情報を提供開始

独自データで精度を高めた30 時間先までの雨雲/雪雲予測と 3 日先までの積雪リスク予測を配信

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株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、2年連続予報精度No.1(※1)に認定された気象情報サービス「ウェザーニュース」の専門情報拡充プラン「ウェザーニュースPro」において、降雪・積雪情報の提供を開始しました。
ウェザーニュースアプリで人気の、30時間先まで250mメッシュ/10分間隔の高解像度で雨雲と雪雲の動きを予測する『雨雪レーダー』や、72時間先までの積雪深を予測する『積雪予測』を、パソコン用のウェブサイトでもご利用いただけます。ウェブサイト上では『積雪予測』をマップ上に表示し、登録地点の詳しい予報も確認できるようになっています。さらに、ウェザーニュースアプリのユーザーから寄せられる積雪報告と全国約330か所のアメダス積雪深で、現在の積雪の状況を詳細に把握することも可能です。
「ウェザーニュースPro」は1アカウント月額680円からご提供します。1アカウントから利用が可能なため、個人ユーザーの方はもちろん、詳細な気象情報をビジネスに活用したい個人事業主の方もお手軽に導入いただけます。今冬の雪対策にご活用ください。

「ウェザーニュースPro」のご利用はこちらから
https://weathernews.jp/pro/

[Link]

気象の専門情報サービス「ウェザーニュースPro」で降雪・積雪情報を提供開始

今シーズンの降雪量は、寒気や低気圧の影響を受けて北海道日本海側から山陰にかけて平年並か多く、北〜西日本の太平洋側と九州北部で平年並の予想です。太平洋の海面水温が弱いラニーニャ現象時に近い状態となっていることや、インド洋の海面水温分布の影響で日本付近では偏西風がやや南に蛇行し、西日本を中心に寒気が流入しやすくなる見込みです。さらに日本海の海面水温が平年よりも高いため水蒸気の供給が多くなり、日本海側を中心に降雪量が多くなる予想です。北〜西日本の太平洋側でも寒気が入るタイミングによっては南岸低気圧による大雪に注意が必要です(※2)。
当社はユーザーの皆さんの雪対策に役立ててもらうため、お天気アプリ「ウェザーニュース」の専門情報拡充プラン「ウェザーニュースPro」において降雪・積雪情報の提供を開始しました。

<30時間先までの雨と雪の境目が一目でわかる『雨雪レーダー』>

当社ではウェザーニュースアプリのユーザーから1日約20万通届く天気報告をリアルタイムに反映することで、難しいとされている雨と雪の境目の予測の精度を高めています。『雨雪レーダー』では、過去24時間前から 30時間先までの雨雲と雪雲の予測をマップ上に表示します。雨は青色、雪は赤色で、降っている強さに応じて5段階の色の濃淡で表し(みぞれは灰色)、雨・雪・みぞれのエリアがひと目でわかるのが特長です。250mメッシュ/10分間隔の高解像度で、雨雪の降るエリアや強さ、止み間や強まる時間帯などを詳細に把握することができるため、服装や雨具、スノーシューズなどを準備する際や、移動手段の検討をする際の参考にしていただけます。
『雨雪レーダー』はウェザーニュースProのパソコン用のウェブサイト、およびウェザーニュースアプリの両方でご利用いただけます。自宅や職場ではパソコンで、外出先ではスマホでなど、使い分けも可能です。

『雨雪レーダー』(左:パソコン用ウェブサイト、右:ウェザーニュースアプリ)

<72時間先までの拠点の「積雪深」と「大雪リスク」を予測する『積雪予測』>

『積雪予測』では、積雪深の実況解析の手法を見直した新しい積雪解析モデルを用いることで、72時間先までの「積雪深」をより高精度に予測しています。雪質や圧雪の影響まで考慮して算出した「積雪深」を、ウェザーニュースアプリのユーザーから寄せられる積雪報告で補正することで、検証期間において自社従来モデルと比べて最大35%の改善が見られました(※3)。
さらに、雪による生活や仕事への影響度は地域によって異なることから、過去の大雪による交通障害や事故、停電情報と当時の積雪の増加傾向の分析結果をもとに雪害の危険度を指数化した「大雪リスク」も表示します。72時間先までの雪によるリスクを"平常"、"積雪注意"、"吹雪注意"、"雪害警戒"、"災害級の大雪"の5ランクで判定します。"災害級の大雪"は車の立ち往生や通行止め、停電などの被害が発生するレベルの大雪で、"雪害警戒"から影響が出始めることもあります。"吹雪注意"や"積雪注意"の場合は、公共交通機関への影響や車両の事故、歩行時の転倒事故に注意が必要です。"雪害警戒"や"災害級の大雪"の予想が出ている際には、毎日9時と15時にスマホへプッシュ通知でお知らせします。これにより、ユーザーは何時頃から雪の影響があるのか、いち早く把握することができます。

[Link]『積雪予測』 72時間先までの「積雪深」と「大雪リスク」を表示
[Link]スマホで受け取れるプッシュ通知

<現在の積雪情報を詳細に把握できる『積雪報告』と『アメダス(積雪)』>

上記の予測に加えて、全国のウェザーニュースアプリのユーザーから寄せられる積雪報告や、全国に約330か所設置されているアメダスの積雪深計のデータで、現在の積雪状況を把握することも可能です。
ユーザーから寄せられる積雪報告は、積雪なし/芝生にうっすら/道路にうっすら/しっかり/どっさりの5段階でマップ上にプロットされます。アメダスの積雪観測は全国に約330か所と限られるため、近くに観測データがない地点でも積雪状況を知ることができます。さらに『写真・動画リポート』ではユーザーから寄せられる雪の様子を、写真や動画で閲覧することができ、実際の雪の降り方や積雪の様子、路面の状況を確認できます。

[Link]『天気&体感リポート』 5段階の積雪報告を表示
[Link]『アメダス』 積雪深をマップで表示

精度No.1お天気アプリ「ウェザーニュース」の専門情報拡充プラン「ウェザーニュースPro」

当社は2024年7月より、予報精度No.1のお天気アプリ「ウェザーニュース」の専門情報拡充プラン「ウェザーニュースPro」を提供しています(※4)。「ウェザーニュースPro」は"プロの気象情報をすべての人に"をコンセプトに、日本全国の気象・防災情報を地図上に集約して一元的に把握することができるサービスです。30時間先までの超高解像度雨雲レーダーや1日に約20万通が寄せられるウェザーリポート、全国2,000か所以上のライブカメラ映像、独自の防災コンテンツなど、ウェザーニュースが持つ高度で多角的な専門情報が、PC画面上で広告なしで確認できます。また「ウェザーニュースPro」オリジナル機能として、自宅や職場、離れて暮らす家族や親戚の家など複数の地点を登録して各地点の情報をひと目で確認できる地点登録機能や、出張や旅行、学校行事などの予定に合わせて大雨や強風の確率がわかるスケジュール機能も利用可能です。さらにスマホではウェザーニュースアプリの有料機能を含む全機能が使えるほか、「ウェザーニュースPro」専用画面やプッシュ通知もご利用いただけます。
「ウェザーニュースPro」は、「ウェザーニュース」のユーザーの皆さんや気象情報番組「ウェザーニュースLiVE」の視聴者の皆さんからの「もっと詳しい気象情報が見たい」「専門的な気象情報を、生活やビジネスに役立てたい」という多くのご要望から開発しました。料金は1アカウント月額680円からご提供します。1アカウントから利用が可能なため、個人ユーザーの方はもちろん、詳細な気象情報をビジネスに活用したい個人事業主の方もお手軽に導入いただけます。今後もユーザーの皆さんの様々なご要望にお応えし、機能をアップデートしてまいります。

▼「ウェザーニュースPro」のご利用はこちらから
https://weathernews.jp/pro/

※1 「ウェザーニュース」が2年連続で天気予報サービスにおける予報精度No.1を獲得(2024年5月21日発表)
/news/46924/

※2 降雪量は北海道から山陰にかけての日本海側で平年より多くなる予想(2024年11月19日発表)
/news/49828/

※3 2023年11月10日〜12月14日の積雪深6時間先予測の2 乗平均平方根誤差(Root Mean Squared Error)を日本国内で積雪深を観測している気象庁観測地点の全330地点で評価

※4 『ウェザーニュースPro』提供開始(2024年7月31日発表)
/news/48203/

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